「こころの荷物のおろしかた」
不妊・未妊に悩む方に、日常生活において前向きに治療や仕事に取り組むためのメッセージと、Fineの活動や東京での不妊問題などをお話しさせていただきました。
開催日:2009年11月7日(土)
担当者の感想
このイベントを主に企画・開催したのは、「Y妻日記 隣のフニンさん」の著者である道草ヤスコさんです。
ヤスコさんは、不妊治療を受け、溜め込むばかりのマイナス感情を何らかの形で外に出したいという思いから本を出版。その本を周囲の方に読んでもらうと、「知り合いに同じような境遇の人がいるよ」とか、「私も治療を受けているよ」といった話が続々と寄せられたそうです。
自分の周りにも、フニンさんは本当にいるんだと気づいたヤスコさんは、本を出して終わるつもりだったご自分の中の“対フニンプロジェクト”をもっと発展させなければいけないという気持ちになったそうです。そして、規模は小さくても地元で、同じ立場の人と出会える機会がもてればという思いから、このイベントを開催してくださいました。
私は「こころの荷物のおろしかた」というタイトルで講演をさせていただきました。講演後の交流会で、当事者の方から、「参考になった」と言っていただき、とてもうれしく思いました。
主催されたヤスコさんや、人と地域の研究所のみなさんの高いこころざしと温かい人柄を感じることができるとても良いつどいでした。このようなイベントに参加できたことをとてもうれしく思っています。このつどいが今後も発展していくことを期待しています。
(担当:辻 英美/Fine公認ピア・カウンセラー)