「不妊とどう向き合う? ~貴女を失わないために~ 」
女性の100%が子どもを授かり出産できるわけではないこと、また妊娠を望む年の高齢化や社会進出等、女性の環境も変化していることなどから「不妊」を考てもらう機会にしていただこうと思いました。
開催日:2010年11月29日(月)
担当者の感想
妊娠を望む女性の根本的な体質改善、自然治癒能力の向上、ストレスケアを目的としたヨガマの「第1回子宝ヨガ」のプログラムは、全部で8回のコースとなっており、そのつど前半の45分間がセミナーで、後半の75分間が骨盤調整ヨガの実践という構成になっています。前半のセミナーでは、過去7回が、産婦人科医師、整体師、助産師、管理栄養士、中医師、鍼灸師、アロマ講師といった方々がセミナーをされました。今回最終回の第8回目のセミナーに向けて、不妊ピア・カウンセラーにお声がかかりました。
最初に、“不妊ピア・カウンセラーとはどういうものか”(皆さんご存じありませんでした)と、“なぜ今日このテーマを取り上げたか”についてご説明し、その後私の体験談をベースにお話させていただきました。私が今回最もお伝えしたかったことは、“子どもが欲しい気持ちが強いほどできない場合の苦しみや辛さは大きく、自分を否定したり責めたりしがちであるが、どんな時も自分の存在を大事にして欲しいこと”でした。
一般的な講演やセミナーと異なり、ヨガスタジオでの講演ということで、会場はヨガの実践をするフローリングのスタジオ内。フロアーには、人数分のヨガマットが敷かれ、参加者の方々はヨガウェアでくつろいだ姿勢におられ、リラックスできるムードの中話をさせていただきました。
過去の講演経験にはない環境でしたので少々不安でもありましたが、参加者の皆さんそれぞれ真剣に頷きながら話を聴いてくださり、私が今回お伝えしたかったことは伝えられたのではないかと自己分析しています。
終了後、何人かの方から「大変良いお話をうかがわせていただきました。本当に胸に響きました」、「また違った気持ちでヨガと向き合います」といった言葉をいただいたことや、タオルで顔を拭きながら玄関までいらしてくださり、その場でただただ頷いていらした様子等振り返りますと、産婦人科の先生や栄養士といった方々とはまた違った視点からメッセージをお伝えできたのではないかと思います。
貴重機会をいただけましたこと、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
(担当:岩永 恵美子/Fine公認ピア・カウンセラー)