「当事者からのメッセージ」「不妊当事者が求める心理的援助」
市民公開講座にて当事者の立場から不妊に悩む方々へのメッセージをお話しさせていただきました。
主催:茨城県産婦人科医会
開催日:2011年12月18日(日)
担当者の感想
茨城県不妊臨床懇話会は、年2回実施されています。午前中は一般の方向けの公開講座で、午後は医療従事者向けの研究会、当事者の立場からそれぞれ講演をさせていただきました。今年は東日本大震災の影響により6月に予定していた臨床懇話会が中止になりました。12月開催も危ぶまれましたが、復興支援の一助になることを期待して開催を決定したそうです。午前中の「市民公開講座」には多くの方が参加され、不妊当事者は正しい情報を得られる場を必要としていることを強く感じました。
講座終了後には、Fineの活動に賛同してくださった多くのみなさまに署名の協力をしていただきました。「活動、がんばってください」と声をかけていただき私も励まされました。
午後の研究会は最新の男性不妊や精子に関する研究の講演があり、医療者のみなさまが、より良い生殖医療を提供できるよう研究や勉強を重ねてくださっていることを実感しました。
(担当:辻 英美/Fine公認ピア・カウンセラー)