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第11回患者さんのお話を伺う会

「Fineの説明と私の不妊治療体験談」

Fineの説明や私の8年間の不妊治療体験談、東機貿様の製品についての感想などをお話しさせていただきました。

主催:株式会社 東機貿 

開催日:2013年1月11日(金)

担当者の感想

発表者は3名で、急性脳炎の方(発表者はお母様)、水頭症の方、不妊治療体験者(私)の順に、治療や介護で使用する製品の感想や要望などを中心に、患者側の視点から、お話しさせていただきました。
私は不妊治療体験者として、15~20分という限られた時間の中で、Fineの説明と、自分の不妊治療を通して体験したこと(最初と最後の治療に重点を置き、前例がないと言われた話など)をお話しさせていただきました。
一個人の感想として、培養液についてもっと知識があったら、という思いから、一般向けの説明を載せていただけるとありがたいということもお話ししました。
発表の後には質疑応答の時間があり、診療するクリニックや先生について、胚培養士について、前日放映があった卵子提供についてそれぞれ聞かれ、一個人としての意見をお答えいたしました。
また他の発表者からは、急性脳炎の方のお母様が、車椅子に機器をすべて載せることに苦労されたお話や、水頭症の方は、北海道でラジオのパーソナリティをなさっているそうで、生き生きとされていて、出生前診断による命の選別をしないで欲しいと話されていたのが心に残りました。
「患者さんのお話を伺う会」の最後には、tkbグループの佐多社長様から、発表者ひとりひとりに話しかけていただいたり、会の終了後にも、声をかけてくださる方がいて、嬉しかったです。
私自身、医療機器については、正直なところよく知らないことを告げ、最後の治療をしたクリニックで、培養液、培養器、胚移植に使ったカテーテルなど、東機貿様の製品を使用しているとお聞きし、感謝するとともに、ご縁を感じることができ安堵いたしました。

また、数日後、東機貿の田中社長様からいただいたお礼状は、私にとって、たいへんありがたいものでした。不妊治療について無知であったことや、高齢で出産したことは親のエゴではないかという思いについて、たいへん温かいお言葉をいただき、とても励まされる思いがいたしました。この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。
このような「患者さんのお話を伺う会」を催してくださる会社があることは、私たちにとって、たいへんありがたいことだと思います。東機貿様のますますのご発展を心よりお祈りいたします。
(担当:Fineスタッフ)

Fine (2013年4月29日)

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