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第7回市民フォーラム「シゴーニュの会」

不妊当事者からのメッセージ

自分が心の中で思っていたことを代弁してくれた気がして、涙が止まりませんでした。
(参加者の感想より)

主催:亀田総合病院

開催日:2014年11月1日(土)

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担当者の感想

亀田総合病院様の講演会にお声掛けいただきました。「シゴーニュの会」の「シゴーニュ」とはフランス語で「コウノトリ」の意味で、主に亀田総合病院のARTセンターの患者さんを対象として、毎年実施されている会とのこと。ホームページによると「現在、そして将来、お子さまを望まれている方々の願いが心安らかに叶えられるよう、今をどのように過ごすか共に考え、できることからスタートしていけるようお手伝いする会」だそうです。
第7回目となる今回は、ARTセンターの平岡謙一郎副センター長による 「精子と卵子」という題名の講演、その後私の講演、そして参加者同士のおしゃべり会という内容でした。生殖補助医療管理胚培養士でもある平岡さんのお話は、とても丁寧でわかりやすく、精子と卵子および受精や着床の仕組みが明確になっただけでなく、言葉の端々から不妊患者に対する思いも伝わってきて、気持ちがあたたかくなりました。その後、私の講演だったのですが、会場を見渡すと、今回もカップルで参加されている方が多かったのに加え、男性一人で参加されている方も数名いらっしゃって、男性の「不妊治療」に対する意識の変化が感じられ、気付きをいただきました。
その後のおしゃべり会では、各テーブルともお話が尽きず、時間になってもなかなかおしゃべりが終わらない状態が続きました。終了後、帰る前に数名の方がわざわざ声をかけてくださって、感想やお礼を伝えてくださいました。皆さん「本当にありがとうございました」と言ってくださったのですが、こちらの方こそお礼を言いたい気持ちでいっぱいでした。
このような貴重な経験をさせていただき、今回お声掛けくださった髙木清考ARTセンター長はじめ、ご準備くださったスタッフの皆さまに心から感謝しています。
(担当:松本亜樹子/Fineスタッフ)


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Fine (2014年11月25日)

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