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第13回患者さんの話を伺う会

私の不妊治療体験談

医療機器具を提供されている(株)東機貿様の研修会で、不妊治療開始までのプロセス、治療中に苦労した心境などについての体験談を発表しました。

主催:株式会社 東機貿

開催日:2015年1月9日(金)

会の様子

担当者の感想

東機貿様は医療機関や在宅ホームケアで使用する医療器具を提供する会社で、「≪生命力≫に尽きぬ興味と畏(おそ)れを抱きながら、人々の健康のために奉仕してゆくこと」を経営理念とされ、毎年、社員や関係者の方々に向けて「患者さんの話を伺う会」を開催されています。
講演会は、お庭がとても綺麗な由緒ある国際文化会館で開催され、全国の支店からテレビ会議で参加の方を含め約100名の社員の方々が参加されました。
講演者は、東機貿様の事業分野である「在宅ホームケアのポータブル人工呼吸器」「整形外科の人工関節」「脳神経外科の水頭症治療用シャント」の各利用者の方々3名と私で、順番にお話をさせて頂いた後、質問をお受けするという進行でした。

私の体験談発表では、体験した不妊治療の詳細、治療中最も苦労した点やその時の心理状態、仕事との両立で苦慮した点等をお話しし、最後に、医療技術の進化や医療機器を販売している企業様への期待することをお話しさせていただきました。
会場に参加された9割の方が男性で、私の不妊治療の体験談に関心をもってもらえるか不安をもちながらのスタートでしたが、最前列に座られていた株式会社東機貿の遠藤社長様をはじめ参加者の方々は真剣に、時にはメモをとりながら熱心に聴いてくださいました。

講演終了後の社員の方々からのアンケートでは、「感動した」、「不妊治療は患者さんによってさまざまな結論を選択される」、また「本当に幸せの形はいろいろあるということを考えさせられた」などといった感想をいただき大変嬉しく思いました。

患者の声を聴く機会を積極的に設け、より優れた医療機器の開発と提供を社員の方々とともに進めようとされている東機貿様の活動に深く感銘致しました。
また、TKBグループ代表で株式会社TKBの佐多社長様からは、「日本の成長にとって大きな課題となっている人口減への予防対策として、若年層への啓発教育が重要である」というお話を伺いました。若年層に向けてのキャリアと生殖医療、そしてきちんとした不妊知識の啓発活動が必要であると改めて感じました。
この様なとても良い機会をいただき感謝いたします。ありがとうございました。
(担当:鳥家華代/Fine公認ピア・カウンセラー)


パネリスト
Fine (2015年3月15日)

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