妊活おしゃべり会@ヨコハマ ~みんなで話そう、不妊の思い~
横浜市こども青少年局主催の妊活イベントにて、NPO法人Fineが共催としてお手伝いさせていただきました。
共催:NPO法人Fine
開催日:2016年2月28日(日)
担当者の感想
横浜市こども青少年局主催のイベント「妊活おしゃべり会@ヨコハマ ~みんなで話そう不妊の思い~」が横浜市技能文化会館にて開催されました。NPO法人Fineは、共催として、このイベントの企画・運営等を担当させていただきました。
第1部は生殖心理カウンセラーの講演と体験者による不妊体験談。第2部は当事者同士のおしゃべり会と不妊スペシャリスト相談が実施されました。
第1部の講演は、平山史朗先生(東京HARTクリニック生殖心理カウンセラー)の「二人の『違い』を『間違い』にしないために~不妊治療に夫婦でどう向き合うか~」
夫婦で話し合う時に陥りがちな「相手に対する良くない言葉がけ」や男女の思考の違いについて、具体的な例を示しながら説明してくださいました。
続いて男性初のFine公認ピア・カウンセラーが体験談を話しました。
「今日は妻を家に置いてきたので、ホンネをしゃべります!」と前置きしてから始まったお話は、さわやかな関西弁の語り口で「不妊治療に対する男性のリアルなホンネ」満載でした。「男の人ってそういう風に思うんだ」と笑う場面もありましたが、最後は、彼の奥さまを思う優しさに涙しました。
カップルでの参加の方も多かったのですが、どちらのお話も「夫婦のありかた」について省みるよい機会になったのではないでしょうか。
第2部はおしゃべり会です。「体外受精・顕微授精」「40歳以上」「二人の生活」「治療前~人工授精」のテーブルに分かれておしゃべりをしました。Fine公認ピア・カウンセラーが進行役をつとめました。
並行して、不妊症看護認定看護師さん、エンブリオロジスト(胚培養士)さんへの個別相談ができる「不妊スペシャリスト相談」が行なわれました。今回は特別に第1部で講演された平山先生のカウンセリングもありました。
第1部が終わった後には、横浜市こども青少年局の方に「特定不治療費助成制度について」の相談をする方もいらっしゃいました。
不妊当事者にとって、このような妊活イベントが定期的に行なわれることは大変嬉しいことだと思います。
横浜市様には、昨年に引きつづき不妊イベントの共催させていただき、あらためて感謝いたします。
・横浜市「不妊・不育に関する相談」
http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/katei/funin/soudan.html
・横浜市発行『妊娠・出産 My Book』(A5版、カラー16ページ)
http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/katei/funin/mybook/20150225120128.html
(担当:みゆぺん/Fineスタッフ)