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県民公開講座「2人で進もう、2人で支えよう」(秋田県)

体験者からのメッセージ

このような会に参加したのは初めてでしたが、本当にお話をうかがえてよかった。(参加者の感想)

主催:秋田県健康福祉部健康推進課

開催日:2016年11月20日(日)

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担当者の感想

秋田県の幸せはこぶコウノトリ(不妊治療総合支援)事業は、「2人で進もう、2人で支えよう〜もっと不妊を知って、分かり合うために〜」と題して、県民公開講座が開催されました。
講演1として、セント・ルカ産婦人科院長 宇津宮隆史先生から「赤ちゃん、今ならきっと授かる〜不妊治療と妊娠へのアドバイス~」と題して、スライドや動画を使って妊娠の仕組み、不妊の原因や年齢との因果関係、最新の医療技術の紹介事例など、難しい内容をわかりやすくていねいなお話がありました。
講演2として、私から「体験者からのメッセージ」と題して、仕事と不妊治療の両立について、自身の治療に対しての向き合い方、パートナーとの向き合い方など、体験談とアンケート情報などを交えてご紹介しました。
そして最後に質疑応答の時間が設けられ、当事者の皆さまから宇津宮先生に対してたくさんの質問がありました。一つひとつの質問に対して、宇津宮先生が当事者の心に寄り添いていねいに回答されているお姿を隣で拝見し、大変感銘を受けました。
私には、仕事との両立について、不妊に対する向き合い方、当事者である同僚への対応についてのご質問をいただき、自身の体験から感じたことを率直にお答えしました。
参加者の皆さまからは、「Fineのような活動をしている団体を知ることができてよかった」「体験談を聞くのは初めてでとても良い経験となった」「体験談に勇気付けられた」などの感想をいただきました。また本講座には、不妊当事者の方だけでなく、当事者の相談窓口として日々対応されている行政関係者の方も数多くご参加になっており、「当事者に寄り添いながら関わっていこうと思います」と感想を書いてくださった方もいらっしゃいました。
今回、私の講演の最初に、「Fineを知っている人はいますか?」とお聞きしましたが、2、3名くらいしか手が上がりませんでした。まだまだFineやFineの活動をご存じない当事者、当事者を応援する方が多くいらっしゃることを痛感しました。
これからも必要としている方に情報を届けられるよう努力しなくてはならないと気持ちを新たにしました。
貴重な機会をご提供いただき、事前の準備や当日の運営にご尽力くださった秋田県健康福祉部健康推進課の皆さま、そして会場に足を運んでくださった参加者の皆さまに感謝申し上げます。

(担当:野曽原/Fineスタッフ)


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Fine (2017年2月 7日)

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