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患者さんのお話を伺う会

不妊体験者としてお伝えしたいこと

株式会社東機貿様の「患者さんのお話を伺う会」にて、私自身の不妊体験から、不妊治療中の夫婦のコミュニケーションの重要性についてお話ししました。

主催:株式会社 東機貿

開催日:2017年12月8日(金)

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担当者の感想

株式会社東機貿様では、社員の意識向上のため、患者さんから直接話を聞く機会をつくっていらっしゃいます。この日の「患者さんのお話を伺う会」ではFineだけでなく、日本水頭症協会の代表の方の講演などもありました。私からは自身の不妊体験をもとに、不妊治療中の夫婦のコミュニケーションの重要性についてお話ししました。

不妊治療を受けていた時、私は初めての経験ばかりでとまどったり落ち込んだりすることが多く、夫に支えてもらいたい気持ちが強かったのですが、私たちは夫婦のコミュニケーションをうまくとることができませんでした。治療を止めたあと、心理学やカウンセリングの勉強をしたことで、治療中に私たち夫婦の気持ちがすれ違ってしまっていた原因に気づくことができました。私は自分の気持ちを夫にきちんと伝えることができていなかったし、夫は夫なりに考えてくれていたけれど、それが私に伝わっていませんでした。そんな体験から、夫婦間の気持ちの伝え方と受け止め方についてお話しさせていただきました。

参加者は男性が多かったのですが、興味深く耳を傾けていただいたようで、男性の不妊ピア・カウンセラーのことや男性へのサポートについてなどのご質問をいただきました。

株式会社東機貿様は、医療機器の輸入・販売、さらには新しい医療機器の開発・製造を行なわれている企業で、不妊治療関連の製品も取り扱われています。また、経営理念に「生命力」を掲げ、人々の身体と心の両面から健康維持と向上に貢献されています。不妊治療がこのような高い理念を持った方たちに支えられていることを知り、不妊治療の体験者としてとてもうれしく思いました。この度は不妊患者の声を聴いてくださる機会を作っていただき感謝します。ありがとうございました。
(担当:辻 英美/Fine公認ピア・カウンセラー)

Fine (2018年1月23日)

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