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不妊症・不育症で悩まれる方の交流会

交流会

不妊ピア・カウンセラーとして、不妊症・不育症で悩まれる当事者の交流会の進行役を担当しました。

主催:堺市 子ども育成課

開催日:2019年6月27日(木)

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担当者の感想

堺市子ども育成課主催の「不妊症・不育症で悩まれる方の交流会」で進行役を務めました。

この交流会は6月と1月の年に2回定期的に開催されていて、6月は最初に行なうアイスブレイクを不妊ピア・カウンセラーが担当します。今回は今の自分を振り返って動物にたとえて話をするというワーク「アニマル・クロッシング」を二人一組のペアでやっていただきました。このワークは、自己紹介のように詳しく自分の状況を伝える必要はないうえ、なにかにたとえることで客観的に自分の状態にも気づけ、初めての人とでも気楽に会話ができるので、気持ちもほぐれやすくなります。あちらこちらで笑い声が聞こえるような場になっていき、みなさんの緊張がほぐれたところで交流会に入りました。妊活に関することであればなんでも自由にお話ししていただきましたが、初めて会ったとは思えないほど最初からいろいろな話題で盛り上がりました。
リピーターの方が半数ほどいらっしゃって自然と会話をリードしてくださり、初めての方もだんだんとほぐれて気持ちを口にすることができたようでした。「参加するのに勇気がいりました」「思っていることを話すことができてよかったです」「いろいろな話題で共感し合えてうれしかったです」「もやもやが少しなくなった気がします」という感想をお聞きしながら、緊張しながら参加された方もいらっしゃったようですが、来てよかったと思っていただけたようで、ほっとしました。

堺市子ども育成課では、不妊症・不育症で悩む方に対して、交流会、個別相談、そして年1回の講演会を開催するなど、幅広い取り組みを続けてくださっています。孤立しがちな当事者にとっては行政が場を作り支援を続けてくださることはとてもありがたいことだと感じました。
(担当:堀田 敬子/Fine公認ピア・カウンセラー)


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参加者アンケート

■今回の講演内容についてご意見、ご感想(抜粋)
・思っていることを話すことができて良かったです。共感してもらえたことが嬉しかったです。
・人数がちょうどよかったです。
・いろいろな話題で共感し合えてうれしかったです。共感しあえるのが何よりも「薬」だなあと思いました。
・不妊治療のことを人と話す機会がないので貴重な時間でした。いろんなお話を聞けて良かったです。
・自分の今の思いを話せる、同じ悩みを持った人の意見を聞ける場がとてもありがたかったです。もやもやが少しなくなった気がします。
・多くの人にこの会を知ってもらえたらよいなと思います。参加するのに勇気がいる人もいると思うので、ハードルが低くなればよいなと思います。

Fine (2019年8月 6日)

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