担当者の感想
東京都のライフ・ワーク・バランスEXPOに初めて講演依頼をいただき、登壇させていただきました。このイベントは「働き方改革の取組やライフ・ワーク・バランスの実現を促進するため、先進企業の具体的かつ実践的な取組事例の紹介や、職場環境の改善や生産性向上に効果的な支援ツールを展示する総合展」(ウェブサイトより)です。働き方改革というテーマで、ついに不妊治療が取り上げられ、仕事との両立について講演する機会をいただけたことは、感慨深く、とてもうれしく思いました。
当日登壇する「不妊治療・不育症治療と仕事の両立」講演のミニステージの場所はメインステージの真横でした。そしてちょうどその時間帯にメインステージでは『ライフ・ワーク・バランスで多様な「個」と共に働ける組織を目指す』と題して、サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野 慶久 氏と株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長 小室 淑恵 氏の対談が行なわれていました。当然ながらその時間になったら会場のほぼすべての人がそちらへ。そしてむしろ私もそちらに参加したい!と思いながら、まぁ一人でも聴きにいらしてくださったら十分と思おう、とのんびりかまえて登壇しました。しかし一人、また一人、二人、とちらほら人がこちらにも来てくださって、逆に私が驚いてしまいました。「皆さん、場所こちらで大丈夫ですか?実は私もメインステージ超聞きにいきたいんですが」と軽く笑いを取った後、私の講演では定番のクイズから始めました。今回は不妊症だけでなく「不育症」についても講演内容に取り入れて、不妊症よりもさらに知られていない課題である不育症の当事者の悩みや仕事と治療の両立の難しさなどをお伝えしました。講演が終わった後、数名の方が話をしに来てくださって、自社でもこうした取り組みを進めていきたいこと、それに際しての課題など、ご相談いただきました。
ライフ・ワーク・バランスの実現のため、「○○○と仕事の両立」の中に、不妊治療のことをちゃんと考えてくださっている企業が本当に増えつつあることを実感し、大変嬉しく思いました。貴重な機会をいただけて、とても感謝しています。
イベントウェブサイト:
https://www.lwb-expo.metro.tokyo.lg.jp/outline/
(担当:松本亜樹子/Fineスタッフ)