「当事者活動の紹介と当事者心理について」
「本当の意味での不妊のつらさを、当事者の観点から包み隠さず教えていただいた素晴らしい勉強会でした」(参加者の感想)
開催日:2021年3月14日(日)
担当者の感想
一般社団法人統合医療生殖学会様主催の第52回子宝カウンセラーの会リモート勉強会で、当事者活動と当事者心理についてのお話をさせていただきました。
この勉強会は、当初2020年3月に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、3カ月延期、さらに延期、ついには1年延期になり、最終的にはオンラインでの開催となりましたが、開催できて、ほっとしました。
当日のプログラムは、第1部が医学博士 邵輝先生による『「ハーバード大学流妊活」の解説』で、第2部が私の講演『不妊当事者が解説する不妊患者様の心理』でした。講演と言ってもその内容は大半が質疑応答の時間となりました。というのも、今回このリモート勉強会に際して、事前に質問を募られたところ、なんと50以上ものご質問が集まり、その中から多かった質問をいくつか選んでいただき、そのご質問に対するお答えをする時間がほとんどであったためです。当日の質疑応答では時間の調整ができないので、そうした形をとってくださったのですが、「こんなに多くの質問が来たのは初めてです」とのご説明に、皆さまのご期待の大きさに身が引き締まる思いでした。当日は、演者は会場からの配信、参加者の皆さまはオンラインでのご参加でした。進行を担当してくださった柳田事務局長さんから、事前にシェアしていただいていたご質問をいただき、それにお答えするやりとりをさせていただきました。なかなか難しいご質問も多く、これでいいのかしらと悩みながら回答させていただいたのですが、皆さまから「本当の意味での不妊のつらさを、当事者の観点から包み隠さず教えていただいた素晴らしい勉強会でした。参加できて、大変ありがたかったです」「質疑応答が、全て今後のカウンセリングにいきる素晴らしいご講演だった。特に新型コロナワクチンに対する受け答えは、秀逸だった。また聴講できるのを、楽しみにしています」などのありがたいご感想をいただき、ほっとしました。今回お声がけをいただきまして、心から感謝しております。
(担当:松本亜樹子/Fineスタッフ)