不妊治療の現状と課題
不妊治療関連の医薬品研究を行う従業員に対して、「不妊」や「不妊治療」の現状と課題を正しく認識していただき、企業の研究開発が貢献できること、期待されることについてお伝えしました。
主催:あすか製薬労働組合
開催日:2021年3月18日(木)
担当者の感想
あすか製薬労働組合様より、不妊治療患者の声を産婦人科領域の医薬品研究開発担当者へ聞かせてほしいとお声がけいただき、2021年3月18日、12:20〜12:50のランチの時間を利用したオンラインセミナーで講演しました。
私からは不妊症や不育症の治療の現状、当事者が抱える4つの負担のうち特に身体的負担と時間的負担の現状とその課題について、Fineが実施したアンケート調査のデータを用いながら、また私の治療と仕事の両立体験を交えながらお伝えしました。さらに、産婦人科領域の医薬品研究開発に携わっていらっしゃる方々ということで、不妊治療に関連した薬剤や医療の研究開発が治療の負担軽減に貢献できること、当事者として期待することについて、お伝えしました。
ご参加者様からは、「経験談や実情を聞く機会が滅多にないため、勉強になった」「企業の存在価値をあらためて感じた」などの感想をいただきました。
この度はこのような機会を頂戴しましたことに感謝申し上げます。あすか製薬労働組合様の今後のご発展と医薬品の研究開発に当事者の一人として期待しております。
(担当:野曽原誉枝/Fineスタッフ)